「手放す」ってどういうこと？〜正しく理解するために必要なこと〜
スピリチュアルと現実をつなげてあなたをサポートする
心と魂の専門家
スピリチュアルマインドカウンセラーの
ナナエル ココです
今日は
スピリチュアルや心理学の分野で必ず耳にする
手放すとはについて書きます
クライエントからも多い質問がこの
「手放す」「手放し」です。
「ブロックを手放す」
「過去を手放す」
というように使われている
手放す、手放し・・・
「手放す」って
必要じゃない自分の中にある何かを
切り捨てる、無くすというような意味で
理解されていることが多いのですが、
かなり補足が必要なので是非じっくり
読んで理解していただきたいです。
今日はこの「手放す」の真意を解説しましょう。
手放し＝排除する、切り離す、なくす
ではありません！
言葉の問題かもしれませんが
「ブロック解除」のような言い回し
にも排除や切り離すべきもの
のようなことを連想してしまいがち
なので、私個人としては
特に「ブロック」や「解除」という言葉は
使わないようにしています。
確かに、ある出来事を通して、あなたの中に生まれた苦痛な感情はあなたの無意識に住み着いていきます。
その住み着いた苦痛な感情は、できるだけ味わいたくないわけですから、また感じそうになった時、自分で待ったをかけます。このまま進んで大丈夫かな？またあの感情を感じることにならないかな？と。
自分を必死で守ろうとします。
「自分を守ろうとする」って
自分に対する愛で必要なことだと思います。
だから、「手放す」ことが必要だとしても自分を守ろうとした感情や行動を否定したり、排除、そして切り捨てる必要がありますか？
あなたの中に必要じゃない感情など
そんなものは一切ありません。
宇宙原理でもあるスピリチュアルな在り方には陰陽のどちらかが良くてどちらかが悪いという区別はしません。
とちらも等しく全てがALL OK です。
それと同じことです。
全てがOKなので、むしろ
受け入れて、愛して、許す、認める
出来事を通して出てきた感情を感じている自分を受け入れて、認めて、許していきます。
過去の事であれ、今のことであれ、切り捨てなければならない感情などないのです。
その苦痛な感情は、自分は何が不安なのか、何を恐れているのか、または頑なに〜べきであると思っていることはないか？
そして本当に望んでいることは何のか？に気づかせてくれるはずです。
そして、「嫌だな〜」
「辛いな〜」 「どうにかならないかな」
と感じた瞬間、今その瞬間こそあなたが受け入れて、愛して、許す、時が来たから浮いてきてくれた。と受け取ります。
これをすっ飛ばしてなかったことにしようとすると、ただ蓋をしてさらに頑丈に鍵をかけて押し込めるだけなのでもう取り出すことができないままあなたの一生を終えていくことになり兼ねません。
あると自分にとって辛いと感じる
部分を愛するだなんてだなんて少し難しい
と思うかもかもしれませんが
これが出来た時に手放しが自然とおこります。
恐怖や苦痛の感情を握りしめていたその手をそっと放して、新しい自分を取り入れること。
それが「手放す」
恐れて否定していて、
「あるのは嫌だから手放す」
という意識だと手放しはおこりません。
自分の中にあって欲しいものと全く同じように
喜ぶことができれば自然と手放して、やがて
変容が起きていることに気づくはずです。
そしてさらに
全てをOKな状態にしたとして
どんな自分でありたいのか
どんな状態として生きていきたいのか
も自覚してそちらを主体としてくださいね。
ですから、「手放し」はヒーラーなど
セラピスト含め他人にしてもらうものでは
ありません。あくまで手放しやすくサポートしてもらえるだけなので、最終的に
手放すのは自分ですよ。
「手放しのヒーリングしました」などというヒーラーさんもいますが😅
自分で手放すことが一番健全で安全
で完全でもあります。
いかがでしょうか。
「手放す」ということが、単に切り捨てる、排除するではないということが理解できましたでしょうか。
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